ネット友達さん、ありがとうございます

　と私が勝手に言っていいのかわからないが、その方のアドバイスがとても役に立ったのだ。

　実は（実は、なんて実に大げさであるなあ）、書店に寄った後、下の階に、100円ショップがあるのを思い出し、行ってみたのだ。そこはいつも通り過ぎるだけだったのが、初めてちゃんと入店したのだが、いやあ、驚きましたな。様々な品物があるものですなあ。ふむふむ。

　で、お目当ての「マグネット式将棋ゲーム盤」というのを購入した。「将棋盤」でははないのだな、「将棋ゲーム盤」なのだな。

　ある本、女性の生き方のアドバイス的な、自己啓発書の一種か、その著者曰く、「大人の女性は、100円ショップを卒業しよう」。それを読んだ時は、なるほどそうか、と納得したのだ。「大人の女性は安物ではなく、質の良いものを大切に長く使う」そういうことを言いたかったのだろうな。

　その頃はまだそういう類のお店の出始めの頃で、今とは状況が全く違っていた。所謂「安かろう悪かろう」て感じか。今は、もうあれですね、そうあれだ。私の気持ちも、あれになった。「お金の使い方に関して大人になる」ってことさ。100円ショップで十分間に合うものは、別に高級デパートの日用品売り場で買う必要はないのさ。無理してカシミヤのセーターもね。

　そんなわけで、昨日は、『金融の仕組みと働き』（有斐閣）を購入。有斐閣の本は安くはない。で、他の物は100円ショップということだ。