いじけおばさんのいじいじ日記
というタイトルに変えた方が良い、と誰も言わないが、本当にいじけ感満載だ。読む人に幸福はもたらさないが、書いている本人にとっては慰めだ、なんて訳ないじゃないか、胃腸科。
「鋤に手をかけてから後ろを振り返る者」というのは、自分のことなのか。
また始まった、いじいじ伝説。この辺で終わりにしませんか、とうんざりした顔で、ゴンちゃんが言う。ゴンちゃんとは、我が家にいるぬいぐるみに化けているキツネである。たまには葉っぱをお札に変えてくれないかなとも思うのだが、高等魔術は彼(性別がはっきりしない、彼女かもしれない)には無理のようだ。
『高等魔術の教理と祭儀』教理篇(エリファス・レヴィ)という本、自分で買って読んだらしい。カバラ思想がなんたらかんたら。1990年初版第十刷となっているので、結婚してからか。なんでこのようなものに興味を持ったのか。実践篇というのも多分、買ったような覚えがあるが、どこかへ行ってしまった。